いまさらMENTALIST

米国ドラマMENTALISTの各話あらすじとネタバレと考察。

S1 #4 紅の涙

■ジェイソン・サンズという政治献金者が自宅で行方不明になるが、ジェーンが隠し扉を発見する。表向きは問題のなさそうな一家だが、不倫や裏の仕事など問題が露呈する。妻、不倫相手、仕事関係者などの怪しい人物がいるけれど。

 

 

 

ジェーンさんって、 全米で大注目!っていうレベルでの有名人ではないんでしょうかね。国の 大きさの違いがあるのかもし れないけれど。レッドジョンのような犯罪が起これば、連日TV で放送されてても おかしくないんじゃないかなあと思う。何でしたっけ、ジョンべネちゃんの ように。もちろん写真付きで。でも、けっこう自己紹介しても、「あなたがレッドジョー事件 で有名なサイキックの パトリック・ ジェーン!?」みたいな反応を貰うことがない気がする。 せいぜい、警察関係者にちょっと能力をひけらかすと(笑)たぶん、あまりいい情報ではない 「貴方が!」ってなるんだよね。

 


シスコの女刑事さんと、リズボンのサイズ感の違いは、何度でも言いますよ、くどいようです が、繰り返して言わせて頂きますよ。リズボンの華奢さが 大好きです。可愛すぎます。 pixiv でリズボンをリスにしたイラストを拝見したのですが、まさにその通り。 リズボンは一番小さ­くても、偉大なボスなのです。ちょっと話がずれるけれど、ジェーンとリズボンをズートピアの ニックとジュディに例えた人は、稀代の天才に違いないと信じています。私のは日本の TV ドラマの知識でしかないのですが、 どこの国でも 自分のシマを荒らされたく ないもんなんですかね?手柄を持っていかれるのが嫌なのか?色々と思うことがあるんでしょう が。評価に つながることだから、大切にしたいという気持ちなんですかねえ。暗唱番号のくだりで、ジェーンさんが口ずさむ 曲は何なのだろうと思い調べた所、意外と簡­単にみつかりました。英語圏では有名そうな曲です。

 


『スパニッシュ・レイディズ(Spanish Ladies)』

     さらば 美しきスペインの女たち

     さらば 麗しきスペインの淑女たちよ

 


     命を受け 懐かしきイギリスへ帰る

     いつかまた会えるといいが

 


     大声でどなり叫ぶ 我らイギリスの船乗り

     大声でどなり叫ぶ 海を越えて

 


     懐かしきイギリスの海峡を突き進む

     ウェサン島(アシャント島)からシリー諸島まで

     35リーグ(約170㎞)の海路を

 


リズボンの「ボタンを押しまくれば扉が開くわけ?」 の ちょっぴり嫌味っぽい言い回しからの 、扉が開いた時の「やるじゃない」 とか「ジェーンすごい! 」って感じの顔が、可愛い。まあ 、直前二人共ちょっと嫌な気分にさせられてたから、なおさらかな?ちょっと前髪が幼いのが 気になる。前回、リズボンの「ジェーンどこにいるの?」が多いって書きましたけど。「捜査官じゃなくて コンサルタント」もあるね!これって、単純に間違いを正してるんだとは思うんだけど、よう するに自分的な意約をさせて貰うと「あの変わった人は州捜査局の人間ではなくて、外部の人 間なので!ちょっと変わってても気にしないでね、州捜査局とは関係ないんだから」という、ちょっとした 防御ですよね(笑)このセリフもけっこう聞くと思う。

 


1つ、自分の中のギモンを解くカギが見つかったような気がする。 そもそも、 自分がリズボン とジェーンがお互いを好きなんじゃないかというように思うきっかけは何なんだろう、とよく 思う。そもそも自分は二次創作は大好きで自分もpixiv でお世話になっている身ですが。自他 供に認めるマイナーカップリング好き。特別に狙っている訳ではないし、公式に反発する為で もないけれど、いつもマイナーカップリングに走ってしまう。タチの悪いことに NLに限らず、 百合もやおいも、どんと来い。だから、メンタリストだってまかり間違えばジェーン ×ヴァン ペルト、ヴァンペルト ×リズボン なんていう誰も喜ばない組み合わせに興奮したおそれがある 。そんな自分が、王道の J is bonないしジェリでに、こんなにも虜になっているのだろうか。 あくまでも 自分の解釈であって正解かどうかはわから ない けれど。 例えば、何かジェーンが 、リズボンが。嫌な事を言われたり、されたりするとする。その時、画面にうつるのが、本人 ではなくてリズボンの場合はジェーン。ジェーンの場合はリズボン。である事が多い。その表情 が怒っていたり悲しんでいたりと、お互いの事を想っているであろう表情だから...と想像、感­情移入をしやすい。ま、今のところ仮説ですが。

 


お葬式のシーンは、まあ 特に萌え所はなかったんですけど。 ジェーンが奥さんの隣に立って いるベネットについて質問した時。別に話の流れでは おかしくなかったのに、リズボンがしっ かりとジェーンが何かひっかかってるのを察知してすごいと思った。もう、完全に熟年夫婦で­すよ。他にはアドバイス代に 1ドル要求してるし。そういえばジェーン って、いつもお金を持 ち歩いてない様子ですが、こうやって小銭をそれとなくせしめてるんですかね?カモは高確率 でリグスビーで(笑)何か買って欲しいエピソードはまた別の機会に。まあでも、今回のジェ ーンさんの理屈は正しいんでしょうね。前に、占いに行くなら高い所に行きな、とアドバイス 貰ったことがあります。ある程度の金額を支払うことにより、占い師の言葉が自分の中で価値 のあるものになるそうです。リグスビー... ヴァンペルトもいいけどさー?隣のリズボンもなか­なかの後ろ姿じゃない?バインボインじゃないけどさぁー。

 


ミネッリに怒られているシーン。 このシーンのリズボン、まるでマネキンのような印象を受け たのは、私だけでしょうか。 いや、 確かにちゃんと動いてたし。 デカフェのくだりでは「半­分ずつ混ぜたのを2杯飲めばいい」ってジェーンが言って、思わず笑いそうになっちゃってるし 、すごく!可愛い んだけど、あんまり 関係ないし、 というかこの程度の事で怒ってたら彼と は付き合ってられないわよ、っていうか。冷めて見えましたよね!? 少なくとも、リズボンに は そこまで怒るほどの ことではなかったんでしょうね。 と、いうか 慣れって恐しいですね...。 そんなことよりも。 ジェーン が奥さんの所に行った後、チームで情報共有している時。「彼を に甘くない?」「本当に彼女に甘くない?」って二度も聞いちゃって。しかも漢人が悲しんで るんだから~」 って返された時の方が感情が動いてるし!「彼を分別ある大人として扱った私が間違っていました」って言うくらいですから。保護者として面白くないんですかね(笑)

S1 #3 赤潮

■サンタマルタのビーチで女性の遺体が見つかる。海での溺死にも関わらず、肺に溜まっていた水からは塩分が出なかったことにより他殺と断定。彼女の周囲の人間関係をあたっていくと、怪しい人物が…

 

 

 

初っ端からリズボンの可愛さが溢れてる!気がする。もういいんだ、開き直ろう。自分に正直にいよう。リズボンしか見てません。事件の内容は二の次三の次…うん、仕方ないよね。リズボン可愛すぎるもの。視聴者に向けて、お約束の事件の概要説明。荷物の準備をしながら〜ジャケットを羽織る後ろ姿!ここだけで何度リピートしたことか(←変態)。サラッと左に垂らしている前髪に触れてるじゃん!とかどうでもいいポイントに萌え。ヴァンペルトみたいな高身長でボインバインな女性も魅力的だけど、自分としてはやっぱりリズボンサイズの華奢い女性が好みだなぁ。特にジェーンと並んだ時の身長差ね。10cmちょっとの差が素敵ですね。でも、リズボンておまわりさんの割にはヒールのある靴をしっかり履いてることが多いから、脱いだらもっと差が出るはず…と妄想。

「ところで何してるの?」けっこう前からジェーンとヴァンペルトが遊んでいるのを認識していた上での、質問。まぁ〜ある意味準備もしないで遊んでいるお二人さんを叱りもせずに放置しておいてくれる優しいお姉さんキャラ発動中ですね。一瞬、怒られる!?ってリズボンをチラ見するヴァンペルトも可愛い。大丈夫だよヴァンちゃん、ボスはヴァンちゃんがジェーンにしょーもないことで付き合わされてるのはお見通しだからさ。これが例えばリグスビーとヴァンペルトがワチャってたら「あなた達、仕事中よ!」とキレてそうで面白い。いや、ヴァンペルトも可愛いですよ、ていうか美人ですよね。あまりにもリズボン好き過ぎて視界に入らないだけで、かなり美人だと思う。しかも声がいい。ヴァンペルトの声だけはずっと聞いていたいと思う。すーっと入ってくる声。ただまぁ個人的にはリズボンがちょっと高めの声でジェーンにキーキー文句言ってるのがやっぱり可愛いなぁと思うわけですよ。普通に話している時は、そんなに高い声じゃない気がするのに…ジェーンに文句言ってる時だけいやに高い声になっているのがね、ツボ。

とりあえず、現状CBIの運転を許してもらえてないようなジェーンさんですけど(理由はもうちょっと後でわかる)まぁ鍵を見つけたことと、男連中3人での移動だから、きっとこの時は運転させて貰ったんだろうなと思います。なんやかんやチョウはジェーンの行動に甘いですからね。チョウのキャラが変わっていったけど、ここの所はブレなかったねー。まだよく喋るから、いつまでも車のキーに拘ってるし。リグスビーが「そんなんいいじゃねぇか」みたいな対応なのは、お人好し故に愛しのヴァンペルトの頭の中を覗いてんのか!?こいつ!っていう嫉妬なんですかねぇ。

 

遺族の話を聞きに行ってるリズボンとヴァンペルト。リズボンの過去に触れられてますね。肩肘張って生きているリズボンには、部下に…しかも同性には触れられたくないんでしょうね。舐められちゃいけないっていうか、ボスでいなくちゃいけないから弱みを見せたらいけない、と自分で自分に課しているのよね、きっと。でもリズボン…コケちゃってるからね!心配されても仕方ない。ヴァンちゃんの言い方も核心をつき過ぎてて良くなかったのかもしれんけどね、ちょっと壁を感じる言い方してるよね、今のところ。まぁ新人さんだから厳しく育てていく方針なのかもしれないけど、弱メンタルなら無理!ってなってるかもしれないよ。ヴァンちゃんはその点大丈夫な様子だけれど…真面目ないい子だよねー本当に。ヴァンちゃん的にはリズボンと距離を詰めたいというか、女性同士もう少し…って感じだけど、リズボンはあくまでもボスとしてしか応じてくれない。あ、でもーそれが普通なのかな?なぁなぁな関係もダメか。日本と違って銃社会だし、一瞬の判断ミスが命取りになることがあるような国だから、いざという時にトップダウンで指令が入るようにしておかないといけないとか?まぁ難しいことは置いといて。だってヴァンちゃんはリズボン尊敬しまくってるもんね。

 

はい、きた。「Where's Jane?」これですよ。「ジェーンは?」「ジェーンはどこ?」「ジェーンどこにいるの?」本人もしくは仲間たちに向けてのセリフ。シーズン7まで通して、1番使われたセリフなんじゃないかと勝手に思ってるんですけど。カウントしていきたいと思います。今回は記念すべき第1回目!あと、これの他には「どうしてわかったの?」かな。「どういうつもり?」とかも多そう。ま、とにかくジェーンがらみのセリフですよね。リズボンはシリーズ通して結局、振り回される役どころだったから。

 

前回のジェーンの言うことに、とことん!耳を貸さなかった反省を最大限に活かし始めたリズボン。逆に言うと、好きにやらせ過ぎが始まった回でもあるのかもしれない。まぁでも仕方ないよね、今回も安定の先回り。足を使った地道な捜査で行き着いたフリッパーの所に、ステキな笑顔のジェーンが先に着いてるんだもの。同じ情報を仕入れているはずなのに、気付くジェーンと全くわからない自分。こういう能力の差を受け入れられる人と受け入れられない人って、はっきり分かれますからね。リズボンは前者。いつか、痴話喧嘩するんだけどジェーンの能力にだけは絶対的な信用を置いているはず。尊敬?盲信?とにかく、能力に関してだけは絶対。

ジェーンって、第一印象でだいたいわかってるんだよね。ただ、それは自分の中でも漠然としていて説明も出来ない第六感的なもの。それこそ、本物のサイキックなんじゃないかってくらいには。まぁ〜ホープはハナから怪しい雰囲気はあったけど。なんていうか、イヤらしい雰囲気が醸し出されてて上手だなぁと。ま、所詮は子供の浅はかさはジェーンさんには通じませんからね。ジェーンさんのやる事なす事に、ボロが出る出る。まぁ〜でも皆さん仰っているように、ホープ恐ろしい子!結局、自分さえ良ければいい子だったってことでいいのかなぁ?それにしても役者でしたね。ジェーンに会ってる時以外にみんなで作戦会議やってるんだろうとは思うけど、ポンポンポンポン出てくる嘘が!あーでも大好きなダニーの家族にまで罪をなすりつけちゃうのが問題ないと思ったのかね?さすがに無理ゲーだとは思わなかったのだろうか。案の定、そこを突かれて崩壊して言ったけど…

 

あとは個人的に最高だったのが解決編のアタマ。催眠術をかけた、ことになっている次の日の朝。ホープが来るぞ来るぞ…3,2,1,ドーン→来ない。首を傾げて「来ないじゃない」みたいな顔。またからかって…からの、ホープ登場時の顔が可愛い。「貴方何したの?」みたいなね。基本的に素直な真面目さん。ジェーンの言うことに反発してる分、予想外のことが起こると本当にびっくりするんだよね。ジェーンにとったらいつも新鮮な反応を返してくれるから面白く(嬉しく)て仕方ない。サプライズ大成功〜みたいなね。何度同じことをやっても毎回驚いてくれるんだもの、そりゃあやめられないよねぇ。これは…やはりシャーロックホームズ⁉︎ホームズとワトソンの関係にそっくりですね。現代版のSHERLOCKは褒めて貰えて嬉しくて!って感じだけど…ジェーンさんは褒めては貰えてないな。ただ、最高の表情で驚いてくれるっていうのがご褒美?驚いてくれさえすればご褒美!下手すると怒られるもんね!リズボンだけでなくチームの皆んなにも。あ、それから。腕時計、振り払ってました。これは…初めての行為だったのかな?一応。慣れるまでは嫌なのか?平常運転になるまでには、もう少し時間がかかるようですねぇ。

 

S1 #2 赤毛と銀色のテープ

■高校生の女の子(メラニー)がぶどう畑で殺される事件が発生。バイトを終えた後、消息を断つ。友人の証言から彼氏が怪しいという話になったけど、ジェーンはレストランの従業員が怪しいと推理し、おとり捜査を実行…

 

 

 

初っ端のシーンから邪推をしてしまう、どうしても。とりあえず触れないでおこうとは思うけど。握手…?とかね。

 

ジャンケンね…心理学とかそっち系の話をすると、ほぼほぼジャンケンの話題って出てくる気がする。ジャンケンて、公平じゃないんですよね、確か。観察する癖がついている人には何が出るのか分かってしまう。表情筋がどうのとかって…松岡圭祐さんの小説にも書いてあったような、書いてなかったような(←適当)。まぁそれにしても、ムキになった保安官とジャンケンを繰り返すジェーンを見て「またやってる」とニヤつくリズボンが可愛い。ジェーンの手でくっきりはっきり見えないんだけど、そこは脳内補正。以降もたびたび出てくるけど、チーム内でわちゃわちゃとジェーンの知識を駆使した遊びをこれまでもやってるんだろうから、きっとジャンケンで勝てないのも経験済みなんだろうね。1話でヴァンペルトがストローが動く仕組みを聞いていたけど、あれもみんな知ってた。でもきっと初めて見たときは驚いたんだろう。

 

メラニーの死を伝えるシーンは、何となく…ひっかかる。あ、文句を言うつもりはない。ただ、やけに神妙な顔をしているなぁ、という感想。まぁ、一番辛い瞬間だとは思うけど。このやるせないシーンの尺としては長めだったんじゃないかなぁと思う。あれか?リズボン的には、母の想いみたいなものをかみしめてるのか?違うか。んでもって、いつのまにかふら〜っと家の中に侵入したジェーンさんはメラニーの部屋で弟君と話をして、部屋から情報収集。彼氏がいたことと、イニシャルがHだと判明。あれよね、写真的なものを天井に貼り付けてるのがHの形だからよね?

 

保安官が、俺そういえば怪しい車見たんだよね〜って話をして回想中に、レストランに移動してたのはちょっと驚いた。しかもジェーンは何か食べてるし。カルダモン?キャラウェイ?あれは何?バターたっぷり。カルダモンもキャラウェイもカレーっぽいけど…カレーではなさそうだった。でも美味しそう。バターたっぷり、で怪しいと思ってたの?ここから?リズボンの「呑気に食ってんじゃねーよ」もしくは「話の腰を折るんじゃねーよ」の顔がまた可愛い。あ。そういうことか?本人、怒ってるつもりなんだけど可愛いからジェーンに伝わってないんだな?(←クソ)まぁとにかく、ジェーンの中ではシェフは欲望に忠実なヤツ、という位置付けになったのは間違いないですね。

 

ラクエル(友人)なんだけど、催眠術にかかりやすい!ってジェーンさん。パッと見る限りの印象だとかかりにくそうなタイプに見えてしまうんだけど。そうではないのを見抜いてしまうのはさすがです。それとも…かかりやすい、かかりにくい、なんてのは関係ないのか?嘘をついているのがもろバレすぎてやってやるか〜ぐらいの感じなのかな?リズボンに見つからないように急いでるしね。

メラニーのロッカーから出てきたメモの件では、リズボンの美味しい表情頂きました。ジェーンさんのおかげです。不信感丸出しのリズボン。何を言うつもり?なリズボン。大うそつき!なリズボン。すごい…なリズボン。まさに百面相。まぁあれよね、結局のところ振り回されまくってるるんだよね、リズボンは。前回のネタバレでも口走ったけれど頭の回転が速く、劇場型の演出を好むタイプの人だから、サプライズが大好き。こうなるであろう、という確信は持っているにもかかわらず、それを人には明かさずに驚かせたい。だから最低限の説明しかしない、したくない。ちょっと違うのかもしれないけれど、リズボンからしたら、常に吊り橋効果にさらされているような感じなんじゃないだろうか。何を言いだすかわからない、何をしでかすかわからない、予想を上回る成果を出すと思えば、とんでもない結果になることもある。何にせよ、ジェーンと一緒にいるとリズボンの心臓はドキドキしっぱなし。

 

彼氏が出てきてから〜についてはちょっと疑問だらけ。ジェーンとの比較の為かもしれないけれど、リズボンの脳筋っぷりが炸裂。だいたい、1チームを率いるくらいの優秀さがあるはずなのに…嘘をついているのか、そうでないのかを見抜くことが出来ないってかなりの欠点じゃなかろうか。それで、よく今までやってこれたよね?成果を出せてたの?本当に。さらにジェーンが言うことがだいたい正しい、ってことを全く学習していない。ジェーンがコンサルタントとして雇われてから数年経っているはずで、同じようなこともあったはずなのに。それを生かしてない。しかも、目に見えないものを見るのが悪いクセ?深読みし過ぎ?それが必要で雇ってるんじゃないのかなぁ?まぁ…ジェーンがきちんと論理的に、真面目に説明することが出来る性格だったら、リズボンも信用することが出来たんだろうか。 吹き替えで字幕を出して観てるんだけど。彼氏を起訴する、ってリズボンが言った時に吹き替えだと「やめろ」って言ってるんだよね、ジェーン。けっこうキツい止め方だと思うんだけど、そこにも耳を貸してない。この話では、完全にリズボンの判断ミスにしたいんだろうなと思ってしまう。ま、判断ミスと思い込みをしちゃってる分の埋め合わせなんだろうか。ジェーンが勝手に囮捜査をやってる部分に関してはそこまで怒らない。怒っているのかもしれないけれど、そこまでじゃない気がする。ジェーンが勝手に1人で何かやってる分にはいいんだろうけど(良くないけど)、自分の部下3人を巻き込んでるんだから…もっとブチ切れてもいいんだよ、リズボン。そういえば、とりあえず成り行きを見守ることになって2人でモニターチェックしてる時、リズボンが踏ん反り返ってテーブルに足を乗っけた時!「機嫌悪そうだなぁ〜」って感じでリズボンを見るジェーンがちょっと可愛かった。この2人って…まぁ紆余曲折、将来ムフフな関係になられるわけですけど。レッドジョンを倒しきるまで、なんというか濃い恋愛シーンがないのがいいんですよね、やっぱり。いや、いつ頃からかはきっと!お互いに意識をしていないわけではないはずなのに感極まってイチャコラすることがないというか。よく見るじゃないですか、廊下を歩いてると突然ドアが開いて引っ張り込まれてそのまま濃密なシーン!みたいな。ないからこそ!なかったからこそ!この2人は世界中のファンから応援されたんだと思う。この相棒であり親友であり兄弟のようであり、一足飛びに家族である2人の絆ってやつですかね?それが良かった。恋愛に走ってしまわれていたら…きっと「もうレッドジョン忘れて暮らせよ」って言われちゃうところだったんじゃないかな。

 

モーテルで犯人とのシーン。リズボンが微妙なタイミングで戻ってきて、っていうのはジェーンが電話をしたんだろうと。そして犯人2人を射殺してしまうのも正当防衛がまかり通るだろうと、それは分かる。でも、どうしてジェーンの言葉にもう少し耳を傾けなかったんだろうか?それだけが残念でならないし、それにもう少し注意深くあたりを見ることが出来ていれば、犯人の車がモーテルに到着したことにも気付くことが出来たんじゃないの?って思わせるための話だよね?これ。犯人射殺後のジェーンとリズボンの表情。得意げな顔をするわけでも、攻めるでもなく、ただかぶりを振るジェーンの横顔にリズボンは何を思ったのか?結局のところリズボンにジェーンの言うことが大抵正しいんだよ、って思い込ませるためのエピソードなんだなと思ってしまう。下手の横好きな物書きとしては、2話と3話の間の話を書いてみたいと思う。

 

ジェーンは、いつでもどこでも誰にでも平等にジェーン。だから皆、いろんな意味で彼の言葉に耳を傾ける。「後悔は死ぬより重い罰、辛い」そう弟君に話して納得させて、復讐を諦めさせる。誰よりも復讐の念が強いジェーンが弟君に言って聞かせているのが不思議なシーンだったけど。結局、犯人は死んでしまって弟君は何を思っていたのだろう。そしてリズボンは何を思っていたのだろう。

 

リズボンの肩に手を置いたのが印象に残った。

S1 #1 レッド・ジョンの影

■(メインのみ)プロゴルファーの奥さんと、その主治医が殺される。発見はプロゴルファーとその弟。壁には血で描かれたスマイルマーク。レッドジョンの犯行と思われるがジェーンはすぐにレッドジョンではないと判断する…

 

 

 

ボスだから?ジェーンがリズボンの後ろを歩いている姿をよく見る。危険な場面は当然なんだろうけど(銃もってないからね)。余談だけど、シーズン通して何度も見るシーン。オフィスで歩いているリズボンにチームの誰かが報告のために横並びで合流して歩きながら会話するシーンはカッコいいと思う。

 

んでもって、リズボンが気付くと居なくなってるせいか。1話冒頭に限らず一緒に歩いている時、ちょいちょい振り返って確認してるように見えるのは妄想?まぁ、弟達を育て上げたお姉さんリズボンの癖なんでしょうけど。案の定、警部と話している最中に側を離れてしまう。

 

娘を殺された夫婦の会見を見た段階で、ジェーンは犯人が分かっちゃってるのがわかる。まぁ今回は掴みだから?異常に分かり易かったけど。家の中に入って物を物色するのは、この後の解決をどれだけスムーズに、ドラマチック?に演出するかのネタ集めの為。シャーロックホームズ(ドラマSHERLOCKではない)もそうだけど、得てして頭のいい人、頭の回転が速い人は物事を過剰に演出するのが好きな傾向があるのかな。ま、ジェーンの場合はショービズやってたのもあってお手の物なんだろうけど。

 

トランクウィリティーティー?英語って本当に難しいですね。インドのお茶なのかな?ターバンっぽい男性が描かれているけど。人の家の材料でサンドイッチ作るのは何のためなんだろうか?ネタ集め…にしては掘り下げられることはないし(お茶飲んで昏倒することはあっても)。こういう唯我独尊なキャラアピールの為かな?

 

奥さんから揺さぶりをかけて、というのは作戦だったかはわからないけど、ジェーンともあろう人が、奥さんがぶっ放すとは思わなかったんだろうか。だって奥さん…だいぶストレス溜まってるじゃないですか。かなり悩んで苦しんでいたんじゃないですかねぇ。抑圧的なご主人だったようですし。

 

リズボンて本当にお母さん。で、アレですよね。本当に手のかかるお子さん(ジェーン)を心から心配しているんですよ。銃声が聞こえた時だって、銃声に対しての反応は条件反射だろうけど、「ジェーン⁉︎」ってなってると思う。からの〜「自業自得」「深刻じゃないよ」じゃあねぇ…あの顔にもなるわよね。私の心配を返して!って感じ?

 

 

メインの事件の方だけど、停職のくだりは必要だったんだろうか。結局、ジェーンの電話一本の直訴で覆るものなんだし、本人も反省はしていないようだし(←いつものこと)これからもっと!な事をやらかすことがあっても停職、しかも3週間?なんてことはなかったはず。確かに、人が1人亡くなっているけれど…あれはどうにか出来る範囲だとおもうんだけどねぇ。

 

ご遺体を見ただけで、性的指向がわかるのって…凄くね?解剖医さんが全身くまなく調べたならまだしも、仰臥位のご遺体をさら〜っと眺めただけで。メンバー3人の「まーた言ってる」からの「正解…」の顔、もはや顔芸。チームワーク抜群ですね。露骨でないにしろ「ほらね」のジェーンさん。

 

過去回想中のジェーンさんの表情って、本当に素敵。目がねぇ…いいですよね。イっちゃってる目が本当に!(←くどい)上手。こうやって自分を過去に縛り付けているのよね。MENTALISTに出演されている俳優さん方は顔芸に秀でてらっしゃるのだろうか。決して、バカにしているわけではなくて。なんて言うか、表情筋をフル活用してるなぁと思う。特にリズボン。眉間にあれだけシワを寄せるのって本当に大変ですよ。

 

未公開シーンは、何故未公開にしてしまったのか。まぁ、そういう思いが制作側にも強かったんじゃないか、とは思う。数ある未公開シーンから、未公開シーンとしてわざわざ復活させているのだから。あのシーンがない故に、リズボンが電話かけているシーンの前後が弱い。「それをこれから調べる」「遺族のところは行ってきて」「行かないの?」の、チョウとリグスビーの反応の悪さ。と、2人が立ち去ったのをこっそり確認してから電話をかけるリズボンのちょっと上から発言→すぐ下手に→キレる、の流れがなんとなくパッとしない。けれど。じゃあ、お前ならどこを削るんだ、と言われると…悩ましい。あ、でもヴァンペルトのシーンはどうにかならなかったのかな、とは思う。そこまできちんと書き起こせていれば、の話にはなるけれど100話?記念の話で重複するであろう内容。ジェーンとCBIの皆さんの出会いの話。あの時点で数年前、数年前にヴァンペルトが候補として上がっているのに。数年前にはジェーンはコンサルタント契約をしているのに。出会ったのが、今日が初めてですか?あれから結局、数年間はハニガンの後任は来なかったんですか?新人の研修ってそんなに何年もかかるの?…細かい話は置いておきましょう。そんなことより、電話を切った後に、しら〜っと入ってくるジェーンを認識した三白眼リズボンのさらに上を見やる「うんざり」顔を語る方がテンション上がりますからね。抑えきれずにペンを持った手をデスクにボカンとやってるのに「あら、いつ来たの?」リズボン、いちいち可愛すぎる。ロビン•タニーさん。この方、失礼ながら決して美女!というわけではないと思うんですけど、何故か可愛いし、綺麗だと思う。役で好きになっているから?なのかな。アヒル口というか、ちょっとツン!と上がった鼻というか。可愛い。周りに比べると小柄なのもさらにいい。歩いている姿も、走っている姿も全力!って感じで見てしまう。

 

ワグナー医師の所で本を見つけて。日記の話をしている時点ですでに目星をつけてるわけで。あとは、正直…惰性で解決編へと続いてるんだな〜と思ってしまうわけですけど。

ジェーンの、別れ際の「睡眠薬が欲しい」と話している時のリズボンの笑みは何を意味しているのだろうか。決して嫌な笑顔ではない。わざとらしくもないし、皮肉混じりでもない。かといって、ジェーンの作戦を知っているわけでもないはずのリズボンが、なぜ、あれだけあのシーンで柔らかく笑うのだろうか。ドラマとしては開始直後で、リズボンのキャラが確立しきれていないのは十分理解しているけれど。彼らには確実に数年間の付き合いがあるわけで。そう考えるとジェーンの不眠症はリズボンお母さんの心配の種の1つなんだろうか。だからこそ、ジェーンが自ら不眠症の解決のためにドクターに相談しているのが嬉しい、という笑みなのか?正解はないだろうから…これくらいで納得しておくのが自分のためなのかもしれない。ワグナー医師に電話をしてあげてるシーンだって、優しい顔をしてる。ジェーンに限らず、チーム皆んなにキツめな態度をとってはいるけれど…優しさは隠せないってとこで終着点。

 

 

何かのインタビュー記事で読んだ気がするけれど、リズボンがこれだけ笑顔を見せてジョークを言うことは想定されていなかった、と。シーズンを重ねていくうちに、リズボンが、もしくは周りも含めて良い意味で成長という独り歩きをしていった結果なんだろうか。確かに、S1 #1を見ているだけだとリズボンはジェーンに恋をしない気がする。変化が訪れたのは何話からなんだろうか。それとも、恋をしない気がするなんていうのは自分の思い込みで、ジェーンのいう「無意識」のうちに、すでに恋をしている状態なのか。

ジェーンとリズボンの恋愛話だけに興味があるわけではないのだけれど、某ウィ○ぺ○ィアのリズボンの項目に…

『シーズン1から長いことジェーンに想いを寄せていたものの、彼の過去の事件のこともあり気持ちを伝えることが出来ずにいた』

との一文があり、それは〜違うでしょ〜と思ったのだけれど。S2でボスコが出てきた時点では、すでにリズボンがジェーンを好ましく思っている、というのが通説になっている。ということは、S1 #1では感じられていない自分がすでに間違っている可能性もあるのだと、気付いた。

 

 

まぁ何にせよ。

ジェーンとリズボンの関係は最高。

あと個人的に笑ったのは、チョウ。弟を逮捕?されて怒り狂って乗り込んできたお兄さん(←この人の悪口のバリエーションは少ない)に対して

「我々クソ野郎共が弟さんを…」

感情と表情の振れ幅なしにこのセリフを言ってのけるアイスマン、最高です。